黒磯ロータリークラブでは、クラブ奉仕委員会、職業奉仕委員会、社会奉仕委員会、
青少年奉仕委員会などの委員会が編成されております。(クラブ組織の項目参照)
また、奉仕活動には地域社会への奉仕活動、国際社会への奉仕活動などがありま
すが、その内容により担当する委員会が決められます。
地域には、例えば那須山岳救助隊、保護司会、社会福祉協議会、ボーイスカウト、ガールスカウト、インターアクトクラブなど、我々と同じように地域社会のためにボランティア活動を続ける団体があります。黒磯ロータリークラブはこれらの団体への資金援助をはじめとする支援活動を行っています。
毎年8月に開催されていた「ふれあい広場」が、暑さを避ける等の理由により今年から9月開催に変更されることになりました。今年は9月26日(土)に例年とおり那珂川河畔公園にて
開催されました。前日の大雨も過ぎ去り広場には時々陽もさす絶好の日和となりました。
ベトナムから来日した米山記念奨学生レ・ハイアンさんを黒磯ロ-タリークラブが受け入れ
黒沢洋一会員がカウンセラーを務め世話をして参りました。嬉しくもハイアンさんは本年3月
宇都宮大学修士課程を無事卒業し、4月から戸田建設(株)東京支店に就職が決まりました。
つきましては彼女の卒業祝いと就職祝いを兼ねた送別会が開催されました。
黒磯クラブの皆様の温かいご支援のもと、レ・ハイアンをお世話できたことをロータリーの
一員として大変嬉しく思います。3月25日には澤田会長他役員の皆様のご厚意で送別会が行われました。レ・ハイアンも感激し、別れ際には涙していました。
将来彼女が日本での沢山の経験を元にし日本とベトナムの架け橋となりロータリーの精神を広げ世界平和に貢献できる人材となっていただければ幸いです。
レ・ハイアンとの出会いに感謝いたします。ありがとうございました。
黒磯ロータリークラブでは、毎年那須塩原地区にあるボランティア5団体に対し活動支援金
を贈呈しております。今年も3月11日(水)の例会時に各団体の代表者の方々にご足労いただき支援金の贈呈を行うとともに、1年間の活動報告を拝聴し各団体とも様々なご苦労ある
ことが改めて良く判りました。各団体とも人材不足への対応が大きな問題となっている様ですが、その問題に対し黒磯ロータリークラブとして何が出来るかを考えるべき課題を背負ったと
言えるでしょう。
以下に5団体よりの活動報告の要点を掲載させて頂きます。じっくりとご覧賜わり今後の参考にして頂ければ幸いです。
平成26年度活動報告書に基づき、救助隊事業の報告をさせて頂きます。
1、山岳救助の要請と、それに対する対応の実績の詳細。
2、登山者による入山カード記入の奨励と、それによる状況把握と対応の実施。
3、登山道及び道路の整備を行う一方、ガイドブックも作成しています。。
4、救助隊員の高齢化による隊員減少(昭和45年設立時の32名が現在では16名と
半減)があるにかかわらず、若い人がなかなか入ってもらえないという大きな 問題があります。5、黒磯RCよりの支援金の使途ですが、今までは夏山の用具を買っていましたが、
最近は冬山の事故が多いものですから、今年は冬の装備を購入する予定です。
昨年は、山口県阿知須・きらら浜における日本ジャンボリーに、リーダー3名とスカウト
3名で参加しましたが、今年も同所において世界30ヶ国3万人以上の参加により世界ジャン
ボリーが開催されますのでリーダー3名とスカウト1名が参加を予定しており、残った
スカウトたちには次に備える指導をするよう努力致します。次にお願いですが現在スカウト
の登録参加数が減少しておりますので、スカウト活動に参加できる年齢の子供さんに見学
でも良いので、体験入隊を勧めて頂きたいと存じます。
ガールスカウトは,就学前1年生から高校生までの少女たちの成長を願って活動して
いる国際的な社会奉仕団体であります。多くの少女たちが責任ある市民として自ら考え
行動出来るように「自己開発」「人とのまじわり」「自然と共に」を目標に様々な活動
に取り組んでいます。今年の3月29日から6日間フィリピンのガールスカウトとの交流会
やホームステイを計画し、34団よりは7名が参加する予定で事前研修を4回実施していま
したところ、宗教上の対立から銃撃戦があり多数の警察官が死亡した事件が起こって、
外務省からフィリピンが危険地区に指定されましたので断念しました。
私たちリーダーも自己研鑚をしながら「ガールスカウトに入って良かった」と言われるよ
うな活動を推進して行く事をお誓いします。
あったかハート号は、体の不自由な人に加えて高齢な方が外に出られるように健康な
方との交流を計ろうと、1日の日帰り旅行、お楽しみ会、介助の仕方、車椅子の使い方、
白杖の使い方、更には擬似体験ということで自分たちが具合悪くなった場合や高齢化し
た場合の大変さはどんなももなのかの立場に立った体験をやっております。
昨年は、24回目の障害者、高齢者の方たちとの交流会を9月28日に日光霧降高原大笹牧場
で開催しました。お蔭さまで88名の参加者がありました。年々高齢化が進んでまいりまし
て、体の不自由な方を含めて88名の内70歳以上の方が40名を超えました。それ故年配の
人たちへの介助の仕方も勉強しなければならないのかと考えます。
今年は東日本大震災があって4年ということで松島に行ってこようと9月に計画してい
ます。今後ともご支援頂けますようよろしくお願いします。
平成26年度に実施した保護司会の主な活動は、大きく分けると次の二つです。
Ⅰ 犯罪者の社会復帰のための各保護司による更生保護に関する活動
1 仮出獄者、仮退院者との定期的な面接(最低月2回)による生活アドバイス
2 協力事業主と連携して、安心して働ける場所の提供
Ⅱ 犯罪のない明るい社会を目指す活動
1 社会を明るくする運動を中心とした犯罪の予防活動
・青少年健全育成、防犯パレード
・青少年を非行から守る犯罪防止活動の学校訪問、作文募集依頼、懇談会
2 厚生保護女性会との連携
3 薬物乱用防止啓発活動
・薬物乱用防止キャンペーン(西那須野東口、ふれあい広場)
4 各学校における薬物乱用防止教室での講話
・保護区内中学校2校、小学校5校で実施
5 保護区内街頭巡回指導
10月26日(日)那珂川河畔運動公園を会場として、平成6年以来受け継がれ毎年10月に
開催される「那須野巻狩まつり」が今年も行われました。
源頼朝が鎌倉幕府を開いた翌年4月に、那須野ヶ原を中心に10万人もの勢子を集めて
大規模な狩を行ったと伝えられています。私たちが住む那須塩原市がその巻狩りの中心
地であったことに潅慨を覚えます。
晴天に恵まれた9月23日秋分の日、秋の交通安全週間啓発パレードが那須塩原市の
健康センターを出発点にして開催されました。当日のパレードは、阿久津那須塩原市長、
坂田那須塩原警察署長、那須塩原市交通安全協会大森支部長の皆様が挨拶された後、
警察パトカーの先導によって出発しました。
黒磯ロータリークラブ澤田吉夫本年度会長は、クラブ内青少年奉仕委員会活動計画の
一環として、近隣日新中学の依頼による2年生約100名の体験学習を、自らの農園で実施
し協力した。
近年大規模農家の稲刈りは、殆ど機械化されコンバインが活躍していますが、この体験学習
は手持ち鎌で行われました。従って不注意による怪我が無いように等種々の注意事項が事前
に生徒達に伝えられました。
平成26年9月14日(日)私の居住する黒磯七区自治会では敬老会を開催され、77才以上
の高齢者が招待されました。式典では、阿久津憲二那須塩原市長より敬老者に対して
「一人ひとりが健康で長生きをし安心して暮らしていくためには、生きがいづくりや地域の
見守り、支え合いが大切である」などのお祝いのことばを頂戴しました。
若松敬老会会長様より私(福島泰雄 86才)に、招待者を代表して謝辞を述べるよう
依頼がありました。黒磯ロータリークラブ広報IT委員会に所属する私としては丁度良い
機会なので「四つのテスト」を生きがいづくりの一つの方法として実践して頂けるように
披露することにしました。招待者、実行委員、地域各班の班長さん方は多分初めてお
聞きになる言葉と思いますので、ゆっくりと2回繰り返してお伝えしました。
~言行はこれに照らしてから~
1.真実かどうか
2.みんなに公平か
3.好意と友情を深めるか
4.みんなのためになるかどうか
8月24日(日)第34回ふれあい広場が、那珂川河畔公園自由広場に於いて午前9時
より開催されました。このイベントは、1981年の国際障害者年をきっかけに「障害のある
なしを問わず、お互いに理解を深め、住み良い街づくりを進めよう」との掛け声のもとに
に毎年開催されています。
猛暑の中での今年の会場は、広場の中央部分にも各種福祉団体の施設紹介テント
が設けられたり,石のステージ前の休憩所には来場者が暑さをしのげるように様々な
工夫が施されていました。
黒磯ロータリークラブが支援している「あったかハート号」「ボーイスカウト」「ガール
スカウト」の皆様も参加されて楽しい市民交流の場となっていました。
黒磯クラブ会員は8時50分クラブテント前に集合し澤田会長、時庭社会奉仕委員長
挨拶のあと集合写真撮影を行い、9時からの開会式に備えました。
朝から上天気に恵まれた今年の「ふれあい広場」は、笑顔の交換のうちに終了しました。
悲しいことに6月11日の例会は、故半田久一パストガバナーのご冥福をお祈りする黙祷
から始まりました。5月21日の例会では「クラブ定款細則検討委員会」の委員長として
13項目に亘る改訂案を元気よく発表され異議なく認められました。まさかこれが最後の
ご登壇になるとは夢にも思っていませんでした。
遠くドイツの地でご家族に見守られながらの客氏に言葉もありません。
7月12日行われた追悼記念式での、黒磯クラブ澤田吉夫会長が捧げた「送る言葉」を以下に掲載致しますのでのでご覧頂き、在りし日の半田さんのご遺徳をお偲び下さい。
送る言葉
今は亡き半田久一パストガバナーの御霊の御前にお別れの言葉を申し上げます。
あなたは1966年4月6日黒磯ロータリークラブに入会して以来、例会100%出席45年を
目前にしながら6月3日永眠されました。長きに亘りロータリーの奉仕の理想を追い求
め、我がクラブの亀鑑として尊敬を集め様々な功績を残されました。
1982~83年度黒磯ロータリークラブ会長、1990~91年度地区分区代理を歴任され、
2000~2001年度には我がクラブ初めての国際ロータリー地区ガバナーを努められまし
た。その後地区諮問委員としてご活躍され、さらに国際ロータリー2005~2006年度韓国
GSEチームリーダーとなり国際奉仕に貢献されました。国際大会やアジア会議にも度々
参加なされ、規定審議会地区代議員、3750地区ロータリー文庫運営委員会委員、財団
監査委員会委員などの重責を担われ、ロータリー財団では、「遺贈友の会」のチャーター
メンバーでもありました。
黒磯ロータリークラブの在籍最年長者として、我がクラブの歴史は言うに及ばず、ロー
タリーの全般に亘り常に会員をご指導下さいました。ロータリーの事はあなたに尋ねれ
ば全てお答え頂けるというまさに頼りの人でありました。
会合では酒を飲まず、要請される挨拶は要領を得た言葉で、いつも会を引き締めて頂
きました。
思いもよらず、遠くドイツフランクフルトの地で、天に召されましたあなたの心を管見な
がら思い及べば、ロータリーの奉仕の理想を実現するために思い残した事がおありで
あった事と忖度致します。例会でいつもお座りになっていた席は、今は空席となり、クラ
ブの中にも、会員の心の中にも大きな穴が開いてしまいました。
あなたとロータリーの事を言挙げすれば尽きることはありませんが、長年に亘り国際
ロータリーのため献身的にご奉公されたご功績を讃えながら、黒磯ロータリークラブを
代表し、深い感謝と永久の安らかなお眠りをお祈りしつつ、送る言葉といたします。
2014年7月12日
黒磯ロータリークラブ会長 澤田吉夫
米山奨学生 李宜蓁(Yi-Jhen LEE ニックネームNicole/ニコル)さんが一年間の留学
を無事に終え7月7日台湾へ向け帰国しました。彼女に言わせると日本での約一年間は、
本当に素晴らしい日々の連続で、あっという間に過ぎ去り皆様への感謝の気持で一杯
だそうです。
7月2日の黒磯クラブでの例会では、ホストファミリーをはじめとする皆様への感謝の気
持を、原稿無しのりっぱな日本語で伝え私たちを驚かせてくれました。
ホストファミリーでない会員の方々も、この送別会に参加されました。何時の日か
ニコルが日本と台湾の架け橋として来日することを願っての歓送会となりました。
7月7日朝10時、ニコルは最後のステイ先である高木ホストファミリー宅玄関前より
成田に向かって出発しました。運転は高木さんで平山さん、澤田さんが同乗しました。
出発を見送り時の写真をご覧ください。
黒磯ロータリークラブが毎年実施している「那珂川水質汚染度調査」を今年も雨に
降られながら実施し、その模様が下野新聞紙上に掲載されました。
雨中の源流水採取には大変な苦労があったようですが、参加者の皆さんが撮影
された多くの写真をご覧ください。
4月26日(土)第19回足尾の植樹に黒磯高校インターアクトクラブの生徒10名と顧問の
先生2名、黒磯ロータリークラブの会員12名合計24名で参加してきました。
天候に恵まれて桜が咲く会場で開会式が行われた後、高校生と顧問の先生は1000段の
階段をのぼって最上段の場所に植樹しました。
地域には、例えば、那須山岳救助隊、保護司会、社会福祉協議会、ボーイスカウト,ガールスカウト、インターアクトクラブなど、我々と同じように地域社会のためにボランティア活動を続ける団体があります。 黒磯ロータリークラブはこれらの団体への資金援助を始めとする支援活動を行っています。
8月25日に台湾より米山奨学生 李宜蓁(Yi-Jhen LEE)さんが来日しました。差し出された名刺にニックネームはNicoleと記されていますので、漢字名の発音に困ることはありません。ニコルさんは1年交換学生として
9月の新学期から黒磯高校の2年に編入されました。ホストファミリーは
最初が澤田さんで時庭さん、秋間さん、和気さん、高木慶一さんの順で
約2ヵ月づつ異なった家庭で過ごして頂くことになっています。
9月17日がニコルさんの誕生日に当たるので、誕生祝を兼ねた歓迎会を
石山にて開催致しました。ホストファミリーの奥様方も参加下され和やかで楽しい会合となりました。